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AINプログラム
AIN PROGRAM
AINは、「食と栄養」の国際協力の現地活動支援を通して、人々の生活の質の向上を目指す助成プログラムです。
AINは、1999年に味の素㈱の創業90周年記念事業として開始され、2016年8月に一般財団法人「味の素ファンデーション」が設立され、移管されました。2017年4月から公益財団法人となり、現在に至ります。
助成実績は、計26カ国にて計106プロジェクト、総額521百万円です。(2024年現在)
AIN is a grant program aiming at improving the quality of life of people thorough support for international cooperation activates in local communication in the field of “Food and Nutrition”.
AIN started in 1999, as a 90th anniversary project of Ajinomoto Co., Inc., and was transferred to a general incorporated foundation, The Ajinomoto Foundation, in August 2016. It became a public interest incorporated foundation in April 2017 and continues to this day.
Grant achievements: a total of 106 projects in 26 countries, a total of 521 million yen (2024)
プロジェクトを
支援
地域に貢献
1999年!
近くの食と
栄養改善に貢献
助成実績
THE UNIQUENESS OF AIN横のつながりを
成果につなげる支援
Support for connecting other experiences to results
AINの特徴は、金銭的支援のみならず、
蓄積した国際支援のナレッジを共有する体制です。
The uniqueness of AIN is not only the financial support, but also the system to share the accumulated knowledge of international support.
国際支援をする上で、文化・価値観の違い、複雑に絡み合う食への課題は多岐に渡り、また、限られた期間で、成果を可視化する必要もあります。
Necessity of methods for solving various problems and visualization of results in providing international assistance.
そんな時に力になるのが、前例の成功と失敗から学ぶ「Lessons Learned」です。
それを惜しみなく、横の繋がりで共有する支援が必要だと、考えています。
Generous sharing of “Lessons Learned” learned from past successes and failures.
AIN support projectsプロジェクト紹介
カンボジア国プレアビヒア州は、5歳未満児の低体重児率17% 、発育阻害26%と、国内でも継続的な改善が求められている地域の一つである。当会は2017年からプレアビヒア州で活動をしており、乳幼児健診と離乳食教室を同日開催することで、地域の子どもたちの栄養改善を支援してきた。また、自治体組織である「女性子ども委員」を巻き込むことで、最終的には離乳食教室を実施する活動の資金を、自分たちで獲得するまでに至った。本事業では、これまでの好事例をもとに、カウンターパートとなる「女性子ども委員」が自発的に栄養に係るジェンダー課題と子どもの栄養問題について取り組めるようになることを目標とし、栄養補完食(BP100)や栄養価の高い食材を活用したおやつや食事のレシピを開発し、その普及に取り組む。
エクアドルの子どもの栄養不良は国全体の問題として認識されているが、特にカヤンベ市の先住民の割合が高い山間部は貧困率も高く、慢性栄養不良率は30%を超える地区もある。これまで学校菜園事業を通した給食支援事業を行い、効果をあげてきたが、事業後の学校独自での継続が難しかった。よって、本事業では住民による持続可能な給食提供の形を目指す。その実現のために、保護者、教師、生徒が食と栄養の知識を獲得し、自らの力で給食食材の確保ができるよう学校給食委員会の運営を支援する。また、地域や企業の栄養課題への認識を高め、改善に向けた協力を引き出せるよう働きかける。このような活動を通して継続可能な学校給食の実践モデルを示し、社会の認識を高めると共に他の学校にも広げていく。
カラモジャ地域はウガンダでも最も貧困・飢餓の問題が深刻な地域であり、現在も多くの地域住民が飢餓・栄養失調状態に陥っている。本事業において、地域住民が灌漑農業を通して食料生産を行うことで、自給食料を確保し、野菜栽培による販売収入と自家消費量を増加させる。あわせて、住民が食と栄養に関する知識を習得する。また住民が営農を持続するための組織基盤を強化する。これらの自家消費食料の増加・収入源確保・栄養意識向上により、地域住民の生計向上と食と栄養状態の改善を目指す。
FLOW応募・審査の流れ
- ※2025年度応募受付は
終了いたしました。
ご応募有難うございました。応募期間 -
2024/6月末頃~
2024/8/31(土)締切 (日本時間)申請後、3日以内に受領メールをお送り致します。
届かない場合は、お問い合わせください。
- 第一次審査の結果発表
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2024年12月末頃までに
結果をメールで通知。通過団体さまには第二次審査
(面談)の案内を致します。
- 第二次審査の結果発表
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2025年1月末頃までに
結果をメールで通知致します。
下記より応募要項をダウンロードし、ご確認ください。申請の際は、添付用申請フォーマットは、PDF化が必要です。
Please download and check the application guidelines below. When applying,
the attached application format must be converted to PDF.
NEWS & JOURNAL#AINプログラム情報
FOOD NUTRITION SUPPORT COMMITTEE食と栄養支援委員会メンバー
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佐藤 都喜子委員長名古屋外国語大学 副学長(学生支援)、現代国際学部 教授
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遠藤 保雄委員東京農業大学客員教授(前仙台大学長)
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小野 郁委員味の素株式会社 グローバルコーポレート本部サステナビリティ推進部長
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中村 丁次委員公益社団法人日本栄養士会代表理事会長、神奈川県立保健福祉大学名誉学長
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野村 真利香委員独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部 国際協力専門員
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平林 淳利委員独立行政法人国際協力機構(JICA)社会基盤部テクニカルアドバイザー/横浜センター地域共生アドバイザー
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松尾 沢子委員NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)コーディネーター
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山本 秀樹委員帝京大学 薬学部 環境衛生学研究室 教授
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依田 健志委員川崎医科大学 公衆衛生学 准教授、川崎医療福祉大学 健康体育学科 教授
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山崎 一郎委員公益財団法人味の素ファンデーション専務理事
担当メンバー紹介
VINEP、AINプログラム担当
2020年より現職。それまでの医薬研究所在籍時から人々の健康課題を解決していくことにやりがいを感じ、頑張って取り組んできた。今のテーマは「食と栄養」、人々の健康に直結する点で変わりはなく、その奥深さ・面白さにどんどん興味を惹かれている。コロナ禍後、途上国の現場視察を経験して何とかしたいという気持ちがますます沸いてきた。
解決されていない途上国の食と栄養課題。それがある限り、まだまだ前に進みたいと思う。
2024年7月よりAINプログラムオフィサーとして着任いたしました。
これまで、味の素㈱にて業務用製品の需給管理や輸出入業務、国内営業セールスのサポート、マーケター人財育成の社内研修事務局業務に従事してまいりました。国際支援に関わるのは初めての経験となりますので、関係者の皆様のお力添えをいただきながら国際支援や異文化に対する理解を深め、支援先のNGO・NPOの皆様と共に食と栄養改善に向けて全力で取り組んでまいります。
栄養ある野菜、ほぼ世界中どこでも食されている、でも子供たちは苦手なニンジンを真ん中にデザイン。親しみを持てるように小文字の絵文字にしました。
「アインちゃん」と呼ばれています。どんな野菜に見えるでしょうか?どんな果物に見えるでしょうか?みんなが楽しく、栄養を学べるようにサポートしてくれます。
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内容に応じて担当者より
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