DAREDEMO HERO内山さんと面会
ニュース発信になかなか慣れない、AIN事務局の近藤です。徐々に増やしますので、見守っていてください。
さて4/3、帰国中(来日中?!)のDAREDEMO HERO 内山順子さんが、味の素ファンデーションの事務所に来てくださいました。セブでお会いした以来、嬉しい限りです。相変わらず、アクティブ!エネルギッシュ!チャーミング!応援したくなってしまうお人柄なのです。
AINでは、2022年度~3年間の支援をさせて頂いています。DAREDEMO HEROさんは、セブ島で活動されており、キーワードは、「実態調査分析を基にした栄養改善」。
貧困層300世帯に対し、徹底した食事調査を行い、日本とフィリピンの管理栄養士と協働し、データ分析を行い、現状調査を行いました。貧困層、自らの力で、持続可能な食改善の方法を探っています。まずは、現状を知ることからスタート。地域の保健師や栄養ボランティアと連携して事業を進めることで、事業終了後の将来も、自治体が中心となり、栄養改善策の普及を継続できる体制を目指しています。
食の実態調査とは言えば、食事記録法、食事思い出し法、食物摂取頻度法、食事歴法、等々方法がありますが、ご経験者はよくよくお分かりと思います。どれも正確に測るのは難しい。。
DAREDEMO HEROさんは、「写真に撮る」という方法で実践されています。しかも、ただ撮るのではなく、沢山の工夫があります。机の上に、白いボード、その周りには、定規が設置され、お皿は計量器に乗っています。白いボードには、それぞれ食材の量が書かれており、そのデータを送ってもらう、という方法です。これを実現するには、住民との信頼関係や協働関係が欠かせないのは、想像できるかと思います。
支援期間は残り1年となりました。益々のご活躍が楽しみです。